ビートルズ文化史研究
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人類の文化遺産としてビートルズとその楽曲を研究

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ビートルズとは何か?~An Introduction to The Beatles

 私は自作の世界史授業プリントを作成していますが,生徒の理解を深めるためと自分自身の備忘録として使用するためとの理由で,プリントのあちらこちらに「人物評伝」というアメンホテプ4世から倉木麻衣(笑)までの“小伝記”を掲載しています。

以下はその「人物評伝」の“ビートルズ”の項目です。

 

ザ=ビートルズ The Beatles ,1962~70

 イギリスのリヴァプール市出身のロックバンド。しかしただ音楽の世界にとどまらず,若者文化・ファッション・芸術・風俗から政治・経済にまで,世界に大きな影響を与えた。

 ジョン=レノン(John Lennon) ,ポール=マッカートニー(Paul McCartney),ジョージ=ハリスン(George Harrison) ,リンゴ=スター(Ringo Starr) の4人組。

 下積みの苦労のあと,マネージャーのブライアン=エプスタインに見いだされ,EMIレコード(プロデューサー:ジョージ=マーティン) と契約,1962年10月に「ラヴ=ミー=ドゥ」でレコードデビューした。

 63年,第2弾シングル「プリーズ=プリーズ=ミー」を初めて全英ヒットチャートのトップに送り込むと彼らの人気は沸騰し,“ビートルマニア”と呼ばれる彼らのファンの行動は社会現象とさえなった。

 64年には「抱きしめたい」の大ヒットのあと,初のアメリカ公演を歴史的大成功のうちに終わらせ,その後世界ツアーを行ない(日本公演〈日本武道館〉は66年),世界のポピュラー音楽の頂点に立った。

 65年には外貨獲得による功績に対してイギリス政府よりMBE勲章がおくられた。

 65~66年頃より音楽的スタイルの幅を広げ,65年の「イエスタデイ」でクラシック音楽とロックの融合を図り,アルバム“ラバー=ソウル”ではインド音楽に,67年の“リヴォルヴァー" では電子音楽への接近を見せた。

 その後67年に発表された歴史的アルバム“サージェント=ペパーズ=ロンリー=ハーツ=クラブ=バンド”は1960年代のすべてを音楽で表現したと各界で絶賛され,彼らはただサブ=カルチャーのスターではなく,20世紀を代表する芸術家として評価されるようになった。

 しかしエプスタインの死(67)後はメンバー間の内紛が続き,1970年正式解散に至った。

 代表作は数限りないが,「ヘイ=ジュード」「レット=イット=ビー」「サムシング」などの楽曲は解散後20年以上をへた今日でも,世界ポピュラー音楽史上の最高傑作として知られている。

 なおレノンは1980年精神異常者マーク=チャップマンにより暗殺され,ハリスンは2001年癌のため死去したが,マッカートニーとスターは現在も音楽家として活動を続けている。

 しかし,もちろんこんな小文でビートルズを語り尽くせるわけもなく,彼らについてはまだまだ語るべき山ほどの歴史や人物像が残っています。

 このページでは,そんなビートルズの基本事項を記述しています。

 

ビートルズの歴史

「世界史上の人物」ビートルズの簡単な歴史です。

ビートルズ音楽論

「世界の文化遺産」ビートルズの音楽徹底解説。

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うちの本棚にあるビートルズ。私の独断と偏見の書評です。

ビートルズ映画解説

ビートルズ映画は最高!Blu-rayやDVDで揃えましょう。

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教科書 「ロックの歴史」

ロックミュージックを中心に古代から1980年代までの音楽の歴史を世界史教科書風に記述してみました。

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